人工毛髪を移植する人工毛移植では、ポリエチレンや塩化ビニルなどの化学繊維から作られた人工毛髪を使います。自分の毛ではないので人によってはアレルギーなどの拒絶反応がでる場合がありますが、毛を増やしたいだけ植えられます。 局部麻酔の後、先端がループ状になっている人工毛髪を皮下組織の低部に1本1本丁寧に植えつけます。実際の髪の毛は斜めに生えているので、同じように斜めの角度で植えこむようにして自然な状態へ近づけ、更に深度を得ることによって抜けにくくなります。また、毛髪の流れなどのクセも1本1本手作業で植入するため再現しやすく、つむじや生え際など気になる部分も自然に増量することができ、全体の毛量もバランス良く自由に調整できます。頭頂部や無毛部分などたくさんの毛量が必要な部分は2〜5本ずつ植入することも可能です。 しかし、手術後の感染症の可能性があることや人工毛髪に対するアレルギーなどもあること、さらに人工毛髪の老朽化などで根元から切れてしまったり、切れた根元部分が頭皮に残って炎症を起こす場合があると言われています。術後の安全性や毛髪の再生力などを考えると、やはり自毛植毛を選ぶ方が多いのが現状です。